男女の回転が行われ、男子はエースで34歳の湯浅直樹(スポーツアルペンク)が合計タイム1分40秒73で制した。既にワールドカップ(W杯)の成績でも五輪派遣基準を満たしており、2大会連続3度目の五輪出場が決まった。

 女子は21歳の安藤麻(東洋大)が合計1分50秒57で4連覇を遂げ、五輪初出場が有力となった。

 男子は成田秀将(ミキハウス)が0秒75差の2位で、中村舜(東海大)が3位。女子は長谷川絵美(サンミリオンク)が0秒90差の2位、清沢恵美子(成城ク)が3位だった。

 今回候補入りを逃した選手も来年1月下旬までにワールドカップ(W杯)の成績で五輪派遣基準を満たせば五輪代表に決まる可能性がある。