東京からハンドボール日本リーグ入りを目指す「東京トライスターズ墨田」のトライアウトが20日、東京・杉並区の明大体育館で行われた。

 0からのチーム作りに参加したのは日本リーグ経験者やU-22日本代表など28人。チームプロデューサーの水野裕矢氏(37)は予想以上の参加者の数に「ハンドボールをやりたい人がこれだけいる。驚いたし、うれしい」と話した。

 参加者は体力測定やゲームで実力をアピール。日本リーグ湧永で活躍し、昨季限りで一線を退いて故郷大分の情報科学高で指導していた新名亮介さん(27)は「ハンドボールをメジャーにするには、やはり都会から。東京でのチーム作りに携わりたいと思った」と参加の経緯を口にした。

 2月末までにトライアウトの合格者を決め4月には14~18選手のチームで始動する予定。18~19年シーズンは日本リーグを目指すチームによる「チャレンジ・ディビジョン」に加入し、来年6月の日本リーグ新加入審査を経て19-20年シーズンからのリーグ参戦を目指す。