ラグビー日本代表で15年W杯イングランド大会メンバーのCTB立川理道(28=クボタ)が、テストマッチ第3戦のジョージア戦(23日、豊田スタジアム)で代表復帰を果たす。

 21日は神戸市内での練習後に、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチが23人の試合登録メンバーを発表。4月に右膝を手術し、ここまでのイタリア2連戦で23人から外れていた男が、先発に名を連ねた。

 5月にスーパーラグビーの日本チーム「サンウルブズ」で実戦復帰を果たしており、17年11月26日フランス戦以来となる代表戦へ「すごくうれしい気持ちと、(周囲の)期待もあると思う。しっかりと自分のプレーを出していきたい。責任あるプレーを、しっかりと80分間出せるように準備したい」と冷静な口調で闘志を燃やした。

 世界ランク11位の日本は、同13位のイタリア2連戦で1勝1敗。同12位ジョージア戦後のテストマッチは秋となり、ここまでの総決算となる戦いだ。

 経験豊富な立川は「絶対に勝ちきりたい気持ちが強いですし、(敗れた)イタリア戦の2戦目は、気持ちの部分で相手の方が上回っていた。最初の10分、キックオフからこっちの気持ちが前面に出る準備はしっかりしてきている。ボールインプレーを増やして、走りきりたい」と力強く言い切った。