日本体操協会の塚原千恵子女子強化本部長らからのパワハラを告発した16年リオデジャネイロ五輪代表の宮川紗江選手(19)が、美容外科「高須クリニック」と所属契約を結んだことが19日、分かった。宮川選手が12日に日本協会に申請し、18日までに認可された。

高須クリニックの高須克弥院長(73)は同日、自身のツイッターで「宮川沙江ちゃんからLINEが来たぜ♪ 身内になったぜ。かっちゃんのは身内を守るよ。なう」(原文まま)とつぶやいた。

さらに「こんばんは! 今日、体操協会のスポンサー許可がおりました。高須クリニック宮川紗江と名乗れるようになりました。これからよろしくお願いします…身内なうです…」と、宮川選手からの文面を記した。

宮川選手は8月29日に塚原千恵子女子強化本部長らからのパワハラを告発。5月には所属先だったレインボーに契約解除を申し入れていた。高須院長は宮川選手の告発直後から支援する意向を示していた。