世界ランキング12位で第3シードの錦織圭(28=日清食品)が2年8カ月ぶりのツアー優勝をかけ、同32位のダニル・メドベージェフ(22=ロシア)と対戦したが2-6、4-6のストレート負けを喫した。

メドベージェフ(右)にストレート負けを喫し、厳しい表情の錦織(撮影・林敏行)
メドベージェフ(右)にストレート負けを喫し、厳しい表情の錦織(撮影・林敏行)
表彰式が終わり、足早に引き揚げる錦織(撮影・林敏行)
表彰式が終わり、足早に引き揚げる錦織(撮影・林敏行)

錦 織02-6
4-6
 - 
2メドベージェフ

◆錦織圭の話 自分の調子がいい日ではなかった。内容が良くなかったので、ショックはショック。相手のサーブがすさまじくて対応が難しかった。決勝まで来られているのは、評価できる点ではある。

第2セット


   101112
錦 織         4
メドベ       6

○はキープ、◎はブレーク、Tはタイブレーク

▼第10ゲーム 錦織のサーブ。15-0から錦織のショットがいずれもネットにかかり15-40。最後も錦織のショットが枠を大きく外れ、メドベージェフがブレークし勝利

▼第9ゲーム メドベージェフのサーブ。ラブゲームでキープ

▼第8ゲーム 錦織のサーブ。30-0からダブルフォールトでポイントを許す。40-15からネット際に出てドロップショットを狙うがネットにかけるミス。それでも最後はメドベージェフのショットがネットにかかりキープ

▼第7ゲーム メドベージェフのサーブ。ラブゲームでキープ

▼第6ゲーム 錦織のサーブ。40-30からメドベージェフのショットがネットにかかりキープ

▼第5ゲーム メドベージェフのサーブ。15-15から連続サービスエースを奪うなどしキープ

▼第4ゲーム 錦織のサーブ。15-30からの長いラリーで鋭いバックハンドのクロスショットでポイントを奪うと、自らを鼓舞するように繰り返し拳を振る。ジュースとなるが、サービスエースでアドバンテージを奪い、最後はメドベージェフのショットがネットにかかり、錦織がキープ

▼第3ゲーム メドベージェフのサーブ。ラブゲームでキープ

▼第2ゲーム 錦織のサーブ。30-15からストレートにサービスエース。メドベージェフのリターンがネットにかかり、錦織がキープ

▼第1ゲーム メドベージェフのサーブ。ラブゲームでキープ

第2セット、ゲームを落として汗をぬぐいながらベンチへ戻る錦織(撮影・林敏行)
第2セット、ゲームを落として汗をぬぐいながらベンチへ戻る錦織(撮影・林敏行)
第2セット、ポイントを奪われ、いら立った表情を見せる錦織(撮影・林敏行)
第2セット、ポイントを奪われ、いら立った表情を見せる錦織(撮影・林敏行)
第2セット、ポイントを落として汗をぬぐう錦織(撮影・林敏行)
第2セット、ポイントを落として汗をぬぐう錦織(撮影・林敏行)

第1セット


   101112
錦 織           2
メドベ       6

○はキープ、◎はブレーク、Tはタイブレーク

▼第8ゲーム 錦織のサーブ。メドベージェフの強打に押され、リズムを乱す場面が目立つ。30-40からダブルフォールトで、メドベージェフがブレークし第1セット先取

▼第7ゲーム メドベージェフのサーブ。ラブゲームでキープ

▼第6ゲーム 錦織のサーブ。40-0からメドベージェフのショットがベースラインを割りキープ

▼第5ゲーム メドベージェフのサーブ。3連続サービスエースで40-0。ラブゲームでキープ

▼第4ゲーム 錦織のサーブ。0-15からダブルフォールト。ラブゲームで、メドベージェフがブレーク

▼第3ゲーム メドベージェフのサーブ。ラブゲームでキープ。

▼第2ゲーム 錦織のサーブ。30-15からサービスポイント、続けてサービスエースを奪いキープ

▼第1ゲーム メドベージェフのサーブで試合開始。15-15から錦織がフォアハンドの鋭いショットをサイドライン際に決める。2度のジュースの末、錦織のショットがネットにかかり、メドベージェフがキープ

▼試合前 歌手の葛城ユキが登場。白のテンガロンハット姿で君が代独唱