体操男子でユース五輪日本人最多の5冠を達成した体操男子の北園丈琉(16=大阪・清風高)が22日、男子個人総合の新大会スーパーファイナル(23日)と全日本団体選手権(25日)に向けて会場の高崎アリーナで調整し、会見で抱負を語った。

スーパーファイナルは19年の個人総合男子W杯出場権をかけて国内の上位12人で争われる。北園はユース五輪の活躍により、推薦で出場が決まった。「本当は出られなかったのですごくうれしい。自分の力がどれぐらいなのか試せるいい機会。このチャンスを生かしたい」と目を輝かせた。

シニアでの個人総合の試合は初めて。「ユース五輪ではEスコアが認められた。Dスコアはみなさんより低いが、自分の持ち味の美しいところを生かして、いい体操をやれたら」と憧れの内村航平のような美しい実施を目指す。