新潟アルビレックスBBはアルバルク東京に68-63で競り勝ち、2連勝。昨季から続く、A東京戦の連勝を4に伸ばし、中地区首位をキープした。

タイムアップの瞬間、大歓声が起きた。今季ホーム最多の4079人の観衆の中、新潟は昨季王者を押し切った。PFラモント・ハミルトン(34)がチーム最多の23得点。後半だけで19得点を挙げた。第4Qの残り7分16秒、ハミルトンのシュートで58-57とリードした後は、A東京に追いつかせなかった。

要所でスコアメークした。「もっと3点シュートの成功率を上げたい」。試合前にそう話していたPG五十嵐圭(38)は、その通りに4本の3点シュートを含む16得点。Cダバンテ・ガードナー(27)は19得点。庄司和広監督(44)が「勝負のポイントの1つ」と話していたリバウンドは33対28で上回った。

攻撃力をみせつけ、堅守で粘った。A東京戦はこれで4連勝。昨季は3勝1敗で、優勝したA東京に同一カードで2連勝したのは新潟だけだった。それが実力通りなことを、この試合で示した。内容も今日9日の2戦目につながった。