新潟アルビレックスBBは中地区首位はキープも、2連勝を逃した。シーホース三河に73-86で逆転負けした。59-58で迎えた第4Q、三河に28得点を許し、攻撃は14点に抑えられた。

リードを守りきれなかった。第4Qの残り8分33秒、PG五十嵐圭(38)の、この日7本目の3点シュートで64-60。だが、ここから崩れた。この後に三河に連続10得点される。Cダバンテ・ガードナー(27)のシュートで69-72と追い上げた後も、連続で12失点。試合終盤に勝負を決められた。

前半は新潟のペースだった。第1Q、五十嵐が4本の3点シュートを決めるなど、三河の守備を翻弄(ほんろう)した。だが後半は相手に守られた。前日22日の1戦目は43本対32本と上回ったリバウンドが、2戦目は35本対43本。「後半はオフェンスを1回で止められず、リズムを失った」。庄司和広監督(44)はオフェンスリバウンドを合計14本奪われたことを悔やんだ。

三河戦は今季3戦目で初黒星。昨季地区王者の意地を見せつけられた。古巣との対戦だったPG柏木真介(37)は「最後まで我慢して戦えるようなチームになることを意識して、横浜戦に臨む」。年内の残り3試合はすべてホーム。次節横浜戦(26日)での立て直しを誓った。