白星発進した飛龍(男子・静岡)が、リベンジに向けた最終調整を行った。1回戦勝利から一夜明けた24日、都内の体育館で午前中に練習。今日25日の北陸(福井)との2回戦に向けて、実戦形式で守備を確認した。約1時間半の軽めのメニューを消化し、原田裕作監督(35)は「うちも北陸も攻撃のスタイルが似ているので、点の取り合いになる。守備で我慢することが大事」と話した。

8月の全国総体では67-83で北陸に敗れた。相手は191センチのエースSF高島紳司(3年)に加え、2人のマリ人留学生などタレントが豊富だ。だが飛龍は、23日の川内(鹿児島)戦で111得点を挙げ、ウインターカップでのチーム最多得点記録を3点更新し、勢いがある。エース封じを担うPF杉山裕介(3年)は「夏からこの試合に向けて準備してきた。攻撃は関屋(心、3年)がやってくれるので、守備は自分がやる。必ず勝ちます」と力を込めた。【大野祥一】