昨年と同カードになった女子は金蘭会(大阪)が東九州龍谷(大分)を3-2のフルセットで退け、2年連続3度目の優勝を果たした。

苦しんだ末の連覇だった。前年度は絶対的エース林琴奈(現JT)を軸に国体と2冠。今年のチームは林が抜けただけなのに、その穴を埋めきれず高校総体、国体とも下北沢成徳(東京)に敗れ、準優勝にとどまっていた。「成徳と決勝で戦うことはできなかったが、総合力でいい戦いをしてくれた」と池条監督。MVPに選ばれた2年生エース宮部は「最後に3年生のうれし涙を見られてよかった。来年も続けたい」と3連覇を誓った。