「2018年度プロレス大賞授賞式」(東京スポーツ制定)が17日に都内で開かれ、レスリング特別表彰として昨年10月の世界選手権で優勝を飾った5選手が出席した。

女子で世界選手権2連覇中の須崎優衣(19=早大)は、左肘靱帯(じんたい)のケガで20年東京オリンピック(五輪)代表争いが本格化した昨年12月の全日本選手権女子50キロ級を欠場した。この日はスーツ姿で記念品を受け取ると、「東京五輪への大切な1年になるので、1日1日を大切にし、出場できるように頑張りたい」と誓った。

年明けから本格的なマット練習を行っている。復帰戦は4月のジュニアクイーンズ杯(東京・駒沢体育館)にする意向も示し、「完全復活を目指します」と巻き返しを期した。東京五輪出場権がかかる今年の世界選手権出場へは、6月の全日本選抜とその後のプレーオフ連勝が条件となる。