世界ランク4位の神奈川の石川佳純(25)が2勝を挙げチームをプレーオフ(3月17日=東京・両国国技館)進出に導いた。

自身のマッチ勝利数も13に伸ばし、単独トップとなった。

第2マッチは世界ランク9位の平野美宇に3-0のストレート勝ち。2-2で並んだ場合に行う最終決定戦(1ゲーム制)でも森さくらに11-5で勝利し、貫禄を見せつけた。

石川は平野戦について「出だしで取られないように最初から行った」とスタートからギアを入れた。Tリーグ初年度に、プレーオフ進出チームに名乗りを上げ「国技館でできることがうれしい」と語った。

石川は現在、世界ランク日本人トップで、東京五輪出場選手候補の筆頭。しかし「まずは五輪に出場できるようにワールドツアーで結果を残す」と、謙虚に1戦1戦戦う姿勢を見せている。