エース石川祐希(23=バドバ)が存在感を発揮した。世界ランキング11位の日本は同6位カナダに2-3で逆転負けしたが、石川は15得点。3-0で勝った3日の第1戦でも17点を挙げており、2試合続けてチーム最多得点を記録した。しかもこの日は多くの選手を起用するため、第2、3セットはベンチスタート。強烈なジャンプサーブとスパイクで会場を沸かせたが「どのプレーももっと高いレベルで安定させたい。1本のチャンスを確実に生かさないと世界を相手に戦えない」と飽くなき向上心をのぞかせた。日本は24、25日に中国と親善試合(鹿児島)を行い、9月のアジア選手権(イラン)、日本開催の10月のW杯に臨む。