フィギュアスケート男子で左足首負傷により西日本選手権を欠場した高橋大輔(33=関大KFSC)が6日、都内で行われた、主演アイスショー「氷艶hyoen2019-月光かりの如く-」の先行上映会に出席した。冒頭で左足首の状況を司会者から問われると「西日本選手権を見に行く予定だった方には申し訳ありませんでした。ゆっくり休んで回復に向かって、全日本選手権に向けて、有終の美を飾れるか分かりませんけど全力で頑張ろうと思います」と大勢のファンの前で決意した。

20年からは村元哉中(かな)と組んでアイスダンスに転向するため、12月の全日本選手権(18~22日、東京)をシングルの集大成と位置づけている。アイスダンスでの22年北京オリンピック(五輪)出場について問われると「めちゃくちゃ、ほぼ不可能に近いぐらいのところなんですよ。2%ぐらいなんですよ。頑張っていけるかなって。でもそこを目標にして、1つの目標がないとなかなか一緒にやっていくのは難しいから、頑張っていこうかって話はしてる。本当に大変なことだとは思っているので簡単には言えないですけど、そこは目指して頑張っていこうと思います」と話した。