柔道女子代表の増地克之監督は、高校総体の中止決定に理解を求めた。高校生最高峰の舞台が失われたが、「命が一番。苦労しているのはスポーツ界だけでない。社会の一員であることを忘れないで、この悔しさを次の舞台にぶつけてほしい」と呼び掛けた。

柔道一家で次男(中3)と長女(小6)の最後の晴れ舞台も消えた。「高校生とは心境が違うかと思うが、コロナには勝てない。今は前向きな気持ちで次の目標を見つけることが大事」と話した。