ホッケー女子日本代表候補の小野真由美(35=SOMPOケア)が結婚していたことが29日、分かった。お相手は19年6月から交際していたスポーツトレーナー小林靖長さん(40)。5月10日に婚姻届を提出し都内で同居中。小野はコロナ禍による自粛生活の中で人生の決断をして「私1人ならマイナスばかり考えたと思うが、彼と一緒にいていいことばかり」とした。

小野は08年北京、16年リオデジャネイロに続く3度目五輪を目指していたが、東京五輪は延期。「年齢もケガもあるし…」と進退に悩んだが、小林さんに「焦らなくてもいいし、年齢もあるけど、ダメではない」と励まされた。日常生活に支障が出ていた右臀部(でんぶ)の痛みもリハビリに寄り添う小林さんの支えもあって回復傾向。「もはや自分のためだけじゃない。全力で努力して、やりきりたい」と決意を口にした。