男子は雪印メグミルク勢が表彰台を独占し、佐藤幸椰(25)が97メートル、101メートルの255・2点で6季ぶりに優勝した。

佐藤幸は2回目にジャンプ台記録を更新する101メートルをマークし優勝した。自粛期間中は自宅で筋力トレーニングをしながら、持て余した時間はネットで動画を見る生活。心が折れそうになっても「東京オリンピックを目指していたアスリートの方が苦しいだろうな」と、気合を入れて乗り切った。昨季個人総合13位だったワールドカップに向け「ランキングトップ10を狙う」と目標を掲げていた。