大阪朝鮮高が12トライを奪う猛攻で、2大会ぶり11度目の花園出場を決めた。2年前に全国の朝鮮中高級学校で統一して作った白のセカンドジャージーを公式戦で初めて着用。前半3分にプロップ梁起繁(りゃん・きぼう、3年)のトライで先制し、一方的に試合を進めた。

NO8金勇哲(きむ・よんちょる)主将(3年)は「目標は全国制覇ですが、今のままではダメ。アタック、ディフェンスともにもう1、2ランク上げていきたい」と話した。権晶秀監督(39)は「コロナ禍なのに、こういう予選をやらせてもらって本当に幸せです」と話し「全国優勝を狙うなら、先発の15人だけでなく、リザーブも同レベルのプレーができないと」と課題を挙げた。