ショートプログラム(SP)11位の浦松千聖(18=愛知・中京大中京高)はフリー105・69点、合計162・14点で大会を終えた。

冒頭の3回転フリップ-3回転トーループから順調に滑り出したが、中盤の3回転ルッツで手をつき、3回転ループが1回転になるミスがあった。白い衣装に戻して、「ミス・サイゴン」の世界を演じきった。

-演技を終えて

浦松 すごく久々の有観客で、楽しく滑れた。お客さんの拍手が大きくて、自分のやる気が普段より多く出たので楽しかった。

-内容は

浦松 今季は調子良くなくて、それに比べたらまとめられた。成長した部分かな。

-良かった部分は

浦松 最初の3-3が6分間で1本も成功せず、心配はあったが、6分間の後に確認して自分のジャンプをもう1回見直して気を付けながらやったら、いいジャンプが跳べた。調子悪い時でも本番では跳べたのが成長できた部分かな。

-課題は

浦松 シニアの全日本では、ジュニアで強化選手はずれてしまったので、シニアで入れるようにノーミスして、納得いく形で終わりたい。

-衣装を元の白に戻したが

浦松 西日本から変えたんですけど、そこから悪いイメージを持ってしまった。フリーがうまくいかないことあったので、白い衣装に戻して気持ちを新たにやり直したいなと思った。

-大きな会場での試合

浦松 今季は無観客が続いていたので、有観客でお客さんからパワーをもらって、久々にたくさんのお客さんの前でやるのがやる気にもつながっている。ありがたい機会を頂けた。