フィギュアスケートの情報を毎日発信しています。

今日の誕生日

ニコライ・モロゾフ(1975年)

旧ソ連生まれの元男子アイスダンス選手、現在はコーチ、振付師。98年長野五輪ではベラルーシ代表として16位。その後指導者になり、ロシアの名伯楽タラソワ氏のアシスタントに。2003年に独立し、荒川静香、安藤美姫、高橋大輔などの指導に関わった。娘アナベルがアイスダンス選手として活躍中。

エフゲーニヤ・タラソワ(1994年)

ロシアの女子ペア選手。ウラジミール・モロゾフと組み、18、19年世界選手権銀メダル。

エリザベータ・トゥクタミシェワ(1996年)

ロシアの女子シングル選手。14年GPファイナル、15年世界選手権優勝など。女子6人目のISU公認大会でのトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)成功者。助走距離の短い軌道は独特で、高い加点を稼ぐ武器となっている。愛称は「リーザ」。

川原星(1995年)

日本の元シングル選手、プロスケーター。ジュニア時代から国際大会に出場し、シニアでも活躍。全日本選手権では15年12位、16年11位など。17年に引退後は、プロスケーターに。「浅田真央サンクスツアー」のメンバーとしても活動している。

宇野昌磨(1997年)→Pick Up!

日本の男子シングル選手。18年平昌五輪銀メダル、17、18年世界選手権銀メダル。

三浦璃来(2001年)

日本の女子ペア選手。15年から市橋翔哉と組み、同年から全日本ジュニア3連覇。19年からは木原龍一とペアを結成している。

壷井達也(2002年)

日本の男子シングル選手。中京大中京高3年。出身の愛知県を拠点にノービス時代から日本のトップ争いを続ける。18年全日本ジュニア優勝。今季は中部選手権、西日本選手権(ともにジュニア)で優勝。


Pick Up! 宇野昌磨

「音をつかむ」。抽象的ながらも、曲にのって滑るスケーターにとっての力の一端を現すその表現にぴったり。今日はそんな選手の生まれた日です。

5歳の時、名古屋市内のリンクでフィギュアスケートかアイスホッケーか迷っている時に、浅田真央さんに「一緒にやろうよ」と声をかけられたのが、競技人生のスタートでした。


平昌五輪
平昌五輪

小柄な体ながら、音楽に合わせてリンクを舞う力は、山田満知子、樋口美穂子の両コーチのもとで育っていきます。

実は踊ったり、目立つのが嫌い。ただ、「陸上ではめっちゃ恥ずかしいですが、氷上では恥ずかしくない」と話します。学校の学芸会では「一番せりふの少ない役を選ぶ」が、リンクでは主人公。運動神経も陸の上では並以下だが、スケート靴を履けば人一倍。そんな「氷の申し子」でした。

若くして全日本選手権にも参戦するなど、世界でも実績を残していましたが、躍進は14-15年シーズン。夏の大会で4回転トーループを初成功させると、ジュニアGPシリーズ初優勝、ジュニアGPファイナルも制しました。日本男子では小塚崇彦さん、羽生結弦選手に続く快挙でした。年末の全日本選手権は2位で表彰台、翌年の世界ジュニアでも優勝を果たします。13年春の名古屋市立冨士中卒業時の身長は141センチ。小柄で機敏な動きが持ち味でしたが、約1年半で158センチに。高難度のジャンプも習得し始め、シニア転向の15-16年シーズンからは一気に世界のトップ戦線に加わりました。

17年全日本選手権で2連覇を達成し、18年2月の平昌五輪代表に選ばれます。団体戦のSPで1位を獲得後に迎えた個人戦では、SP3位。フリーでは最終滑走から果敢に4回転ジャンプに挑み、2位で表彰台を射とめました。

フリーの詳細記事はこちら

19年全日本選手権では4連覇も遂げました。22年北京五輪を目指し、今年からは06年トリノ五輪銀のランビエル・コーチの元で研さんを積んでいます。


今日の1枚

日刊スポーツが蓄積してきた写真の中から厳選して紹介します。

2017年4月19日
2017年4月19日

17年4月、世界国別対抗戦のレセプションパーティーでダンスを披露する羽生結弦(中央)ら日本代表チームの選手たち。手前から須藤澄玲、樋口新葉、三原舞依、宇野昌磨、村元哉中、1人おいてクリス・リード、フランシス・ブドローオデ。


今日の出来事

浅田真央(グランプリ東海ク)がGPファイナルで初出場初優勝(2005年)

記事はこちら