初の決勝進出を狙った大阪朝鮮高(大阪第2)が、再び準決勝で前回大会王者、桐蔭学園(神奈川)に阻まれた。

前半、先制を許すも食らいついた。同15分、ゴール前のモールからSH李錦寿が飛び込みトライを返した。さらに5点を追う前半終了間際に、SO金侑悟が同点のトライを決めた。

だが、後半、立て続けにトライを決められ突き放された。キープレーヤーとして注目されたFB金昂平(3年)は「こっちの低いタックルに対し、それでも強くて止められなかった」。権晶秀監督(39)は「点差が開いても、桐蔭学園さんもメンバー交代がなかった。本気と本気でいいゲームができた。5試合目で疲れはあったけれど、5試合やった割には、けが人が少なく、頑張ってくれた」と部員41人(マネジャー2人を含む)をねぎらった。

89、90回大会と過去に2度準決勝に進出。だが、いずれも相手が桐蔭学園で、決勝進出を阻まれていた。またもや、厚い壁を突破することはできなかった。

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