日本ラグビー協会は12日、16日に開幕するトップリーグ(TL)第1節2試合の中止を発表した。16日のトヨタ自動車-サントリー(愛知・豊田ス)と17日のリコー-キヤノン(東京・駒沢)の2試合で、3チームの選手、スタッフ計44人が新型コロナウイルス感染の陽性判定を受けたため。国立競技場で開幕戦を迎える東芝も同日、公式ウェブサイトで選手2人の陽性を発表するなど影響が広がっている。

今季のトップリーグは、16日に開幕し、15都府県27会場で開催する。第1ステージ(S)は16チームを2組に分けて、1回戦総当たりのリーグ戦を行い、各チームが7試合戦う。第2Sは、その成績を受けて組み合わせが決まる。下部のトップチャレンジリーグ上位4チームを加えた計20チームを4組に分け、総当たり戦を実施する。3月26日から始まり、各組上位2チームの計8チームが決勝トーナメントに進む。決勝は5月23日に秩父宮で行う予定。