カーリングの日本選手権(8日開幕、稚内)の公式練習が7日行われ、女子で連覇を目指すロコ・ソラーレの藤沢五月(29)と、前年準優勝の中部電力の中島星奈(23)が取材に応じた。

開催まで1年を切った22年北京オリンピック(五輪)につながる重要な大会。ロコ・ソラーレが今年も優勝すれば日本代表に内定し、3月の世界選手権(スイス)で五輪出場枠獲得を目指すことになるが、藤沢は「正直そこまで深く考えていない。全力でやることが1番」。あくまで自然体で頂点を目指す。

LS北見として出場した18年平昌五輪で銅メダルを獲得したメンバーに、02年ソルトレークシティー五輪と10年バンクーバー五輪で代表だった石崎琴美(42)も加わって臨む今大会。藤沢は、「自分たちも楽しみだし、皆さんにも楽しんでもらえれば」。チームのさらなる進化に手応えを感じている様子だった。

中部電力は2年ぶり7度目の日本一を狙う。優勝を逃せば北京五輪出場の可能性が消滅する中で、中島は「勝たなければいけない大事な大会。やってきたことを出し切りたい。しっかりショットをつなげて、集中力を切らさずに頑張る」と決意を込めた。

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