ウィザーズの八村塁(23)は2試合連続2桁となる15得点だった。

相手は渡辺雄太(26)が所属するラプターズ。互いにチーム内で地位を確立する中、3度目となる日本人対決に注目が集まっていた。試合前、先発出場の八村は「楽しみ。パワーでは負けないと思うので、強いプレーをしたい」と話していた。しかし、渡辺は左足首を捻挫し、欠場に。世界最高峰の舞台での対決は、今回かなわなかったが、32分18分のプレーで、しっかり存在感を示した。

第1クオーター(Q)では両軍通じて初得点を決め、速攻からのダンクでも魅せた。第2Qではコーナーからの3点シュートも決めた。リバウンドは7、アシストは3だった。

ただ、チームは課題のディフェンスがうまく機能せず、大量失点。追う展開の中、粘りを見せるも、終盤では一気に突き放された。113-137で大敗し、6勝16敗となった。

過去2度の日本人対決も八村と渡辺で、19年12月14日、20年2月9日に実現していた。