フィギュアスケートの世界選手権(ストックホルム)女子で19位となった宮原知子(23=関大)が、仲間に感謝の思いを語った。

フリーの演技から2日が経過した28日、現地でオンライン取材に対応。6位の坂本花織(シスメックス)、7位の紀平梨花(トヨタ自動車)が北京五輪出場枠「3」に貢献し、宮原は「本当に上位の2人に感謝です」と力を込めた。

20年12月の全日本選手権後は米国で調整し、今大会に向けてストックホルム入りした。本来の拠点はカナダだが、新型コロナウイルスの影響で渡航は不透明。まずはアイスショーに向けて日本に帰国し「カナダに戻れるようになったら、すぐにでも戻りたいです」と思いを明かした。

今大会中の26日に23歳の誕生日を迎えた。22年北京五輪シーズンとなる1年に向けて「『いろいろな経験を積めたな』って、また充実した1年を過ごせるようにしたいです」と意気込んだ。【松本航】