全日本柔道連盟(全柔連)は31日、全日本選抜体重別選手権(4月3、4日、福岡国際センター)に出場予定だった、東京五輪代表補欠6人らの欠場を発表した。

男子66キロ級で19年世界王者の丸山城志郎(27=ミキハウス)は右足関節を捻挫、女子78キロ超級で18年女王の朝比奈沙羅(24=ビッグツリー)は右肋骨(ろっこつ)骨折のためで、ともに補充期限以降の届け出のため代替選手はなしとなった。

その他、男子60キロ級の永山竜樹(24=了徳寺大職)、同90キロ級の長沢憲大(27=パーク24)、同100キロ超級の影浦心(25=日本中央競馬会)、女子52キロ級の志々目愛(27=了徳寺大職)らもけがのため欠場する。

同大会は6月の世界選手権(ブダペスト)代表選考を兼ね、大会後の強化委員会で決まる。24日に53歳で死去した92年バルセロナ五輪男子71キロ級金メダルの古賀稔彦さんの次男で、60キロ級の玄暉(げんき、22=日体大)も出場する。東京五輪代表は出場しない。