競泳東京五輪代表の瀬戸大也(26=TEAM DAIYA)が開幕100日となった14日、オンラインで取材に応じた。3種目での出場に向けて「100日はちょうどいい。しっかり集中できる」と口にした。

20年明けに好タイムを連発も、五輪延期で喪失感を抱えた。女性問題で活動停止も受けた。「延期で4年に1度の価値が薄れた感じがした。去年3月後半からほぼ練習してない時期が8カ月間あった」という。

現在は考えが変わった。「コロナ禍で五輪もネガティブに思う人もいる。でもきっと開催されてたくさんの活躍をみたら、前向きに捉える人も増えてくると思う。(女性問題は)自分の結果で調子に乗って起こした。それでも応援してくれるという人に救われている」。目標は個人メドレー2冠、200メートルバタフライ銀メダル以上。「五輪があってもなくても水泳で全力を尽くしていきたい」。