フィギュアスケートの世界国別対抗戦17日、丸善インテックアリーナ大阪で競技最終日となる第3日を迎えた。
6カ国対抗で2年に1度開催される団体戦は、20-21年シーズンの最終戦。過去の大会でも選手は普段と違った雰囲気を味わい、さまざまな言葉で感情を表現してきた。
日刊スポーツでは「シーズンファイナル~喜怒哀楽~」と題して今大会中、選手が口にした思いを随時更新する。
◆女子フリー
坂本花織(シスメックス)
「五輪シーズンなので、攻めて、攻めて、攻めまくりたいと思っています!」
※自己ベストの150・29点で2位。4回転ジャンプ挑戦の意向を持つ、来季への意気込みを問われて
紀平梨花(トヨタ自動車)
「いろんな感情がまじっています。『お疲れさま』と。でも、やるからには決めたかったなと思います」
※腰痛の中で出場して132・39点の5位。直前に入れると決めた3回転ルッツの成功、ジャンプの転倒など、今の力を出し切った自らへの言葉を問われて
エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)
「ロシアの国歌を聞き、表彰台の一番高いところに立てた。本当に誇りに思いますし、うれしかったです。やっとロシアの旗を見ることができた。これは本当に大きな意味を持っていると思います。チーム全員が誇りですし、お互いを誇りに思えたと思います」
※初優勝したロシア。主将として、その価値を問われて
◆ペアフリー
三浦璃来(木下グループ)
「後半、すごく私自身も足が止まった。ほとんど支えてもらっていた。相手に負担をかけないように、次に向けて、もっとブラッシュアップしたいです。ごめんなさい」
※自己ベストを10点以上更新する130・83点で3位と躍進。来季の目標を問われて、木原に謝る
木原龍一(木下グループ)
「家族が新しい犬を迎えました。シェットランド・シープドッグ。かわいい子なので、早く会いたい。トロントの時から思っていて、ようやく会えます」
※今大会に向けて20年1月以来、約1年3カ月ぶりに拠点のカナダから帰国。オフの楽しみを問われて
アナスタシア・ミシナ(ロシア)
「大変うれしいです。観客がいるのがうれしい。(無観客の)世界選手権ではいなかった。旗を振ってくださる方がいる。忘れられない印象を受けました」
※ガリアモフとのペアで151・59点の1位。世界選手権優勝の2人に対して、演技の感想を問われて
◆今日は練習
羽生結弦(ANA)
羽生結弦が額に「一番」日の丸ハチマキ着用 “羽生修造”で応援に専念
羽生結弦、何度転倒しても4回転半に挑戦する姿を見せ 拍手が降り注ぐ