NBAウィザーズの八村塁(23)が敵地でのホークス戦に先発し、約30分間のプレーで11得点、6リバウンド、3アシストの成績だった。チームは逆転負けを喫して2連敗で、プレーオフ進出決定戦(プレーイン・トーナメント)の出場確定は持ち越しとなった。

エースのビールが左太もも裏痛の影響でこの日も不在となった中で、八村は試合開始間もなく、ドリブルでゴール下に持ち込んでのシュートでチーム初得点をマーク。第2クオーター(Q)終盤には3点シュートを沈めるなど、前半9得点を挙げた。

第3Q序盤にはウエストブルックとの連係からのジャンプシュートで2桁得点に乗せたが、その後は得点を伸ばせず、試合終盤の大事な局面はベンチから戦況を見つめた。

逆転勝ちのホークスは4季ぶりのプレーオフ進出が決まった。

◆プレーオフ進出決定戦 プレーオフ進出へ残る2枠をかけて、レギュラーシーズン7~10位チームによって行われる変則トーナメント。まずは7位対8位(A)、9位対10位(B)が対戦。Aの試合の勝者はプレーオフ進出決定。負けたほうは、Bの試合の勝者と最後の1枠をかけて争う。プレーイン・トーナメントとも呼ばれる。コロナ禍で中断した昨季に急きょ考案され、好評だったことから、今季も導入された。