日大アメリカンフットボール部前監督の橋詰功氏(58)が、Xリーグのアサヒビールのアドバイザーに就任した。25日までに判明した。橋詰氏は8月31日で日大監督を退任していた。有馬ヘッドコーチが監督就任時の選考委員会メンバーだった関係で、コーチ陣育成のために招請となったという。

橋詰氏は立命館大を卒業後は母校や付属高でコーチを務め、日大で反則問題の起きた18年に公募をへて監督に就任した。昨季は3年ぶりの関東制覇で甲子園ボウルに導いてチームを立て直した。契約延長を希望したが3年の任期満了で退任となっていた。

アサヒビールは社会人の草分けで3度日本一になった名門だが、近年は低迷して下位リーグX1エリアの東地区に所属している。上位のX1スーパーは来季から12チームに拡大するため、今季のX1エリア4位までが自動昇格する。8月の開幕からアサヒビールは2連勝し、ディアーズ、アサヒ飲料とトップに立っている。