バレーボール男子Vリーグ1部(V1)の堺は27日、東京オリンピック(五輪)男子日本代表監督としてチームを29年ぶりの8強に導いた中垣内祐一氏(53)が10月1日付で部長に就任すると発表した。

かつて選手としてプレーした堺では、監督、部長を歴任。約4年半ぶりの復帰となる。すでに代表監督の退任を表明している中垣内氏は「これまでのさまざまな経験を基に、古豪ブレイザーズ復活への一助となるべく業務にまい進したいと考えています」と意気込んだ。

同氏は五輪後もアジア選手権で日本代表を指揮。9月末の任期満了と同時に退任することを明かし「悩み、苦しみ、葛藤と戦う日々でしたが、選手たちの成長を特等席で見守れる幸せな時間でもありました」と思いを語っていた。