スピードスケートの北京五輪シーズン開幕戦となる全日本距離別選手権が今日22日から3日間、長野・エムウエーブで行われる。

18年平昌五輪の女子団体追い抜きで金メダルを獲得した高木美帆(27=日体大助手)は21日、公式練習に臨み、第1日に出場する専門外の500メートルへの思いを明かした。

中長距離が主戦場の高木美は昨年末の全日本選手権500メートルで平昌五輪金メダルの小平奈緒(35)に0秒24の差をつけて勝利している。自身初となる500メートルでの五輪出場は明言していないが「500から3000メートルの4種目をしっかり滑りたい」と意気込んだ。

今大会はW杯前半戦の代表権を争う。五輪代表枠が懸かるW杯で専門外の500メートルに出場するかどうかは、まだ決めていない。ただ同種目でも五輪出場を目指す気持ちが芽生えた時を考え、今大会の出場を決めたという。