日本障がい者バドミントン連盟の平野一美理事長(60)と東京パラリンピック同種目で金メダルを獲得した梶原大暉(19=日体大)が22日、静岡市の田辺信宏市長(60)を表敬訪問した。

静岡市は昨年8月からパラバドミントンの普及活動と振興を推進する「サポートシティ」となった。これまでに市内の小学生を対象とした体験教室を計6回開催。積極的な普及活動を通して競技の魅力を伝えてきた。東京パラ・バドミントンの日本勢は、金メダル3個を含む計9個のメダルを獲得。梶原は「支援とサポートは大変ありがたかった。競技人口が少ない中で知ってもらう機会をつくってくれた」と感謝した。

今後も体験教室などは継続して行っていく。田辺市長は「静岡市はスポーツ行政に力を入れている。これからもサポートしていきたい」と約束した。【神谷亮磨】