18年世界選手権5位の友野一希(23=セントラルスポーツ)が83・91点をマークし、日本勢トップの6位となった。

昨季の世界選手権で初出場2位の鍵山優真(18=オリエンタルバイオ/星槎)はジャンプにミスが続いて80・53点。まさかの7位と大きく出遅れた。「思い出せるのは、ひどいミスが続いてしまったということだけ」と首をかしげる初日の結果となった。

首位は18年平昌オリンピック(五輪)4位の金博洋(ボーヤン・ジン=中国)で97・89点。冒頭で4回転ルッツ-3回転トーループの2連続ジャンプを決めるなど、近年の不調からの復活を印象づけた。

2位は地元イタリアのダニエル・グラッスルで95・67点。こちらも大技の4回転ルッツを着氷した。3位は車俊煥(チャ・ジュンファン=韓国)で95.56点だった。

男子のフリーは6日(日本時間7日)に行われる。【木下淳】