2年連続出場となる三浦佳生(16=目黒日大高)が3種類目の4回転ジャンプに挑む。公式練習を終えると、「練習の感覚は悪くないので、いまのところやります」とフリーでの4回転ループ挑戦を表明した。

昨年の全日本選手権で7位に躍進して新人賞を受賞した大器。すでにトーループとサルコーの4回転を操るが、今大会で次なる武器取得を狙う。

「自分はチャレンジャーなので、できることをやる。お兄さんたちに挑んで学んでいきたい」と志したが、さっそくこの日も教科書役がいた。同じ時間に練習した宇野昌磨。その4回転ループを観察し、「離陸(氷)から空中姿勢に持っていくまでが上手だな。自分の中のイメージも変えてみようかな」と早速の学びとしていた。