シニア1年目で20年世界ジュニア選手権2位のダリア・ウサチョワ(15=ロシア)が、まさかの故障で棄権となった。演技直前の6分間練習中に3回転フリップで足を痛め、エテリ・トゥトベリゼ・コーチの元に進んだ。悲しげな表情を見せ、関係者に抱えられてリンクを後にした。

ウサチョワは第1戦スケートアメリカ2位で、今大会は12月のGPファイナル(大阪)進出が懸かっていた。優勝候補がまさかの棄権となり、他選手のGPファイナル争いにも影響を与えそうだ。