青学大が全敗同士の対決を制し、7位を確定させた。12月12日の入れ替え戦(熊谷)では対抗戦Bの2位、8位となった立大は対抗戦Bの1位と対戦する。

青学大が前へ、前へと進んだ。12-18で折り返した後半9分、右ラインアウトからモールで押し込んで反撃のトライ。1点を追う同15分にはスクラムを起点に、WTB手島究(4年=東農大二)のトライで逆転した。スクラムで優位に立ち、勢いをもたらす縦への突破が機能。2点差に迫られた同40分にも左ラインアウトからモールでトライを挙げ、白星を引き寄せた。

SO桑田宗一郎主将(4年=桐蔭学園)は「去年はセットプレーで劣勢に立つことが多かった。セットプレーでの圧倒を意識してきた。FWが厳しい練習を積み重ね、やる前から自信がありました。いい自信を持ったまま、入れ替え戦に行きたい」と充実した表情。その上で「FWが圧倒してくれ、試合が運びやすかった。入れ替え戦はBKで圧倒して、見ている人が楽しめるような展開ラグビーを出せるように、いい準備をしたい」とプライドをにじませた。【松本航】