女子でショートプログラム(SP)、フリー、合計点の世界歴代最高得点を記録したカミラ・ワリエワ(15=ロシア)が、フリーから一夜明けて新たな世界観を示した。

エキシビションナンバー「アバター」を、青の衣装で演じた。氷に寝転がる場面や、ポニーテールを生かした振り付けがあり、氷や照明と同化。3回転トーループなどを交えながら、高い表現力を証明した。

シニア1年目ながら、22年北京五輪金メダルの大本命。シリーズ2戦上位6人が出場するGPファイナル(12月9~12日、大阪)での演技にも注目が集まる。