フィギュアスケート女子の本田真凜(20=JAL)が29日、有観客となる全日本選手権(12月22~26日、さいたまスーパーアリーナ)を待ちわびた。

都内でタウンハウジングの新CM記者発表会に出席。同選手権の予選会となる東京、東日本選手権は無観客だったため「私はお客さんに向けて演技をしている気持ちが強く、失敗したら練習みたいな気持ちになることが多かった。もちろん競技なので点数を取りにいくのは大切ですが『もう1回見たい』と思ってもらえる演技をしたいです」と思いを込めた。

今回の新CMは東日本選手権の翌日に収録したという。この日も記者発表会後に練習を予定しているといい「スケートと違う仕事があると、いい意味で気分転換になる。(今回のCMのように)ダンスなどで学べることもあります」と好影響を口にする。シニア転向5季目の大舞台で、思いを演技に込める。【松本航】