日本スケート連盟の湯田淳スピード強化部長は12日(日本時間13日)、カナダ・カルガリーで取材に応じ、新型コロナウイルスのオミクロン株の影響を受け、五輪選考基準の修正案を15日の理事会に諮ると明かした。

W杯出場選手は帰国翌日の15日から代表選考会前日の28日まで、氷上練習はできるものの待機期間であることから、影響を考慮する。本来はW杯の成績で五輪内定が確実な選手でも選考会に出場する必要があった。しかし、水際対策が強化され、W杯組は14日間の待機期間があることから、不出場でも内定を受けられる内容を検討している。男子団体追い抜きが五輪切符を逃したことには「メダルを狙っていた有望種目。非常に残念」と述べた。