過去準優勝4回の御所実(奈良)が、悲願の初優勝へ好発進した。青森山田(青森)を相手に、武器のモールを駆使して、55-7と大勝した。

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竹田寛行監督(61)は「第3グラウンドは独特の風があり、それをつかむまでが難しかった」と振り返る。独特の“生駒おろし”が強く吹き付ける中でも、看板のモール攻撃は威力を発揮した。

SH山本晴大主将(3年)が最後尾についてモールを動かし、トライを量産していく。「(モールは)春先からこだわってきた。力がひとつの方向にいくよう考えている」。ただ、大勝にも「風の使い方とか、課題がたくさん出た。(試合内容は)50点です」と辛口に採点した。

前回大会は準々決勝で優勝した桐蔭学園に敗れた。その悔しさを持って過ごした1年間。その思いをぶつける。

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