西地区同率2位同士の好カードは、名古屋ダイヤモンドドルフィンズが島根スサノオマジックを下して9連勝とし、通算18勝7敗で単独2位となった。島根は17勝8敗で3位。

名古屋Dは日本代表でもプレーする斎藤拓実が試合を組み立て、スコット・エサトンが両チーム最多タイの21得点を挙げた。ショーン・デニス監督は「斎藤はテンポよく試合をコントロールし、アシストも7つ記録した。スコットはリーグトップのビッグマンとして期待に応えてくれている」と評価。また15得点のレイ・パークスジュニアについても「目立った活躍をしてくれている」と目を細めた。

第2クオーター(Q)途中に名古屋がいったんは10点をリードしたが、その後、島根がじりじりと追い上げ、名古屋が41-36と5点リードで折り返した。後半も名古屋が優勢に試合を運び、終盤に突き放した。

島根はリード・トラビスが21得点を挙げたが及ばなかった。