スピードスケート女子で18年平昌五輪500メートル金メダリストの小平奈緒(35=相沢病院)が12日、現役引退を表明したことを受けて、高木美帆(27=日体大職)がねぎらいの言葉を寄せた。

日本スケート連盟を通じて「小平選手がスケート競技の選手から離れるというニュースを聞き、本当に寂しくなっちゃうという素直な気持ちです」と心境を明かした。

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国内、そして世界のトップ選手として高め合ってきた間柄。「それと同時に最初は追いかける存在として一緒に戦う選手として、チームメートではない立場としても一緒に戦って来た存在でもあったので、その決断を応援したいという気持ちもあります」と今後の活躍にエールを送った。さらに「また、純粋に今ではなく全日本距離別まで進むという決断をとられるのも奈緒さんらしいなと思いすごいと思いました」とコメントした。

橋本聖子氏もコメントを寄せ「オリンピック新記録を打ち立て、スピードスケート日本女子初の金メダルを獲得するという快挙を成し遂げました。また、(平昌五輪で)銀メダルの選手と健闘をたたえ合うシーンは、世界中に感動を届けました。小平選手の功績と人間力に敬意を表し、深く感謝いたします。今後一層のご活躍をお祈りしています」と語った。

小平は12日、出身の長野県内で会見を行い、現役引退を表明。10月に地元で行われる全日本距離別選手権を「ラストレース」に定めることを明かした。