ロコ・ソラーレが登場した女子準々決勝は、14日(日本時間15日)の試合に続いてCSテレ朝チャンネルで生中継された。

現地からの国際映像が用いられ、この日はAシートで行われたロコ・ソラーレの試合だけでなく、B~Dシートでの3試合も1つのチャンネルでカバー。計4試合が同時に中継される形となった。

各シートで展開されるヤマ場からヤマ場へと、めまぐるしく画面が切り替わったが、実況アナウンサーは落ち着いて対応。この日も解説を務めた山口剛史(SC軽井沢クラブ)は「楽しいですね、興奮しちゃいます」と口にしながら、見どころやポイントを的確に伝えた。

リードやセカンドの選手の投球時には引いた映像となり、4シートが同時に映った。その画面が映り続ける中でも、氷上でコミュニケーションを取るロコ・ソラーレの選手たちの声がひときわ大きく響いていた。

試合後のインタビューでスキップの藤沢五月は「本当に今回は勝ちたかった思いもある。みなさんに見てもらう機会をつくていただいた中で申し訳ない」と口にし、「(グランドスラム中継の)チャンスがまたあれば、全力で頑張ります」と誓った。

今大会はワールドツアー最高峰のグランドスラムと呼ばれるシリーズの1つで、ロコ・ソラーレの勝ち上がり第3戦(日本時間15日)はCSテレ朝チャンネルにて国内で初めて生中継された。続く第4戦(同16日)は「現地放送スケジュールの都合により放送休止」となっていた。