16、17日はホーム・ゼビオアリーナ仙台で福島ファイヤーボンズ戦。おかげさまで、90-67、82-61で連勝することができました。

第1戦は、前半37-34と拮抗(きっこう)。相手のペースでしたが、後半は自分たちがペースをつかみ、第3クオーター(Q)を30-11としたことで優位に立てました。そして、福島さんは大黒柱の1人、エリック・マーフィーを欠いていたこともあり、得失点差も大幅に詰めることができて、勝てたのは良かった。ただ、まだ詰めが甘くて、ターンオーバー(攻守の切り替え)が17回もあったのに加え、これは幸いにも相手が外してくれましたけど、フリースローを29本も与えてしまっている。これではプレーオフに向けて不安要素が残るので修正をしていきます。

第2戦は、前半は我慢の展開でした。後半は片岡大晴がケガをして不安要素がありましたが、このピンチに日本人選手がステップアップしてくれました。第4Qに3点シュート(3P)を3本連続で決めた寒竹隼人をはじめ、沢辺圭太、岡田泰希がいいプレーをしてくれましたし、田中成也がつないでくれて、チーム一体で後半を戦ってくれました。この福島戦はプレーオフを戦う上でもビッグゲームでしたが「勝たなければならないというプレッシャーに打ち勝って、プロとして結果を残す」という話を試合前にしましたが、選手は見事にそれを体現してくれました。このまま気持ちを切らさず、23、24日のアウェー越谷戦も頑張りたいと思います。

そして、プレーオフのホーム開催マジックが「2」となりました。福島戦のように、ホームの最高の雰囲気の中でバスケがしたい。そのためにも残り5戦で2勝をつかみます。引き続き黄援よろしくお願いします。

◆第1戦VTR 藤田HCの36歳の誕生日を快勝で祝った。デビン・オリバー、ジャスティン・バーレル、ジェロウム・メインセの外国人トリオが2ケタ得点、2ケタリバウンドの「ダブルダブル」をマーク。第3Qに福島を突き放して、得点は90点の大台をマークした。

◆第2戦VTR プレーオフのホーム開催マジック「2」が点灯した。18日に34歳の誕生日を迎えたバーレルが両軍最多の21得点をマーク。寒竹が第4Qに3連続プラス1の4本中4本の3Pを決めるなど、チームをけん引。今季ホーム最多3329人のブースターを沸かせた。