新潟アルビレックスBBは群馬クレインサンダーズに62-94で敗れ14連敗を喫した。第1クオーター(Q)に10-22と12点差をつけられると、その後も流れをつかめず点差を広げられた。これで3試合連続で30点差以上つけられての敗北。通算5勝43敗で残りは4試合と、全勝しても2桁勝利には届かなくなった。現在の勝率は1割4厘で1割割れすら迫ってきた。

自らのシュートは決まらず、相手の攻撃は止められない。新潟は悪い流れをこの日も止められなかった。フィールドゴール成功率は群馬の51・5%に対し、34・8%。アシストは群馬が27で新潟は12。相手の高さの前にレイアップを落とす場面も目立った。

柱のPFジェフ・エアーズ(34)が体調不良で欠場するアクシデントもあった。平岡富士貴監督(48)は「第1Qからプラン通りにまったくできていなかった」。指揮官にとって群馬は昨季まで率いた古巣。移籍後初の“凱旋(がいせん)試合”だったが、かつてのファンの前で連敗ストップはならなかった。