東京オリンピック(五輪)女子ダブルス代表の柴原瑛菜(24=橋本総業)が、ウェスリー・コールホフ(オランダ)とのペアで、4大大会の混合としては、04年ウィンブルドンの杉山愛以来、日本選手18年ぶりの4強入りを果たした。

4大大会3度の混合優勝を誇るストーサーがエブデン(ともにオーストラリア)と組んだ強豪コンビに、6-3、6-4のストレートで勝ち。「すごくうれしい。初めてミックスでベスト4に進めた」と、柴原は大喜びだ。

第1セットの第1ゲーム。ペアのコールオフのサーブで、0-30のピンチがあった。しかし、そこをキープすると波に乗り一気に3-0とリード。そのまま第1セットを先取すると、第2セットは1-3から逆転で奪った。

もし決勝に進めば、日本選手の4大大会混合では、99年全米優勝のブパシ(インド)と組んだ杉山愛以来、23年ぶりとなる。

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