日本バスケットボール協会は20日、18歳以下の全国トップリーグを新設すると発表した。大会呼称は「U18日清食品トップリーグ2022」。男女各8校の強豪高校が、8~11月にかけて1回戦総当たりのリーグ戦(男女各28試合)を実施する。

「リーグ戦文化の定着」を図る狙いがあり、実力が拮抗(きっこう)するチーム同士の対戦機会を増やし、プレー環境を整えることで、競技力向上を目指す。

出場校は以下の通り。昨年の全国高校総体(インターハイ)と全国高校選手権(ウインターカップ)の成績をもとに決まった。

 

▽男子

仙台大明成(宮城)

前橋育英(群馬)

正智深谷(埼玉)

帝京長岡(新潟)

東海大諏訪(長野)

中部第一(愛知)

福岡第一(福岡)

福岡大大濠(福岡)

 

▽女子

昭和学院(千葉)

東京成徳大高(東京)

明星学園(東京)

岐阜女(岐阜)

安城学園(愛知)

桜花学園(愛知)

京都精華学園(京都)

大阪薫英女学院(大阪)

 

NBAラプターズの渡辺雄太は日本協会を通じて、「自分が高校生のときはリーグ戦がなかったので、すごくうらやましい。事前に決まっている対戦相手へのスカウティングなど、しっかり準備ができるリーグ戦を高校生の頃から経験することは、将来プロになったときに生かすことができ、必ず日本の未来につながってくる」とコメントした。