フィギュアスケート男子で19日にプロ転向を表明した冬季五輪2連覇の羽生結弦さん(27)が、同学年の米大リーグ大谷翔平投手(28=エンゼルス)について語った。

23日午後6時56分からテレビ朝日系が「緊急特番 羽生結弦 感動をありがとう~終わりなき挑戦~」を放送。2人は16年の「テレビ朝日ビッグスポーツ賞」の表彰式で初対面を果たしている。

大谷はその場で「常々『羽生くん世代』だと思っている」と発言。今回、羽生さんはあらためて6年前の映像を見返しながら「僕は『大谷世代』なので。『大谷さん世代』なので」とほほ笑み、プロ転向表明後に収録された映像では大谷から「これからも活躍すると思う。応援しています」というエールを受け取った。

羽生さんや大谷は94年度生まれで、同い年の多くのアスリートが世界で活躍している。16年リオデジャネイロ五輪競泳男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介さん(27)、サッカー日本代表MF南野拓実(27=モナコ)、22年北京五輪スピードスケート女子1000メートル金メダルの高木美帆(28=日体大職)らが挙げられる。