ラグビーリーグワン1部の静岡ブルーレヴズは25日、磐田市内で練習を公開した。

今季新加入のSHブリン・ホール(30=ニュージーランド出身)が、試合形式の練習でノールックパスを披露。母国で10年プレーし、スーパーラグビーで100試合以上出場したベテランは「速い展開のラグビーが自分に合っている。経験を生かし、もっと成長したい」と力を込めた。堀川隆延ヘッドコーチ(49)はホールについて「走れてロングパスもでき、リーダーシップもある一流選手」と高く評価。チームへの好影響を期待した。

クラブは先月4日の始動後、全体とFW選手、BK選手に分かれ、計3度の合宿を行った。BK陣は今月上旬、和歌山でレスリングを体験する合宿にも参加。指揮官は「かなりハードにやった」と振り返った。来月から始まるプレシーズンマッチに備え、練習の強度を上げていく。【倉橋徹也】